
財布を使い始めるときは、そのまま使い始めていいの?
寝かせると良いって聞いたんだけど、どうすればいいのかなあ
そんな疑問にお答えします。
この記事は
・財布を使い始める時の正しい方法ってあるの?
・財布を寝かせると良いと聞いたんだけど、具体的にどうすればいいの?
・財布を寝かせる時間がないんだけど、そういう場合は金運アップ効果を諦めるしかないの?
こんなことを考えているあなたにオススメです!
財布は使い始めがとても大事だといわれています。
使い始めに正しい扱い方をすることで、金運を呼び込んでくれるお財布になり、逆に使い始めに間違った扱い方をしてしまうと、金運が下がってしまうといわれます。
財布の使い始めに大事なのは、お金を入れた状態で財布を寝かして、財布にお金の記憶を定着させること。
その具体的な方法については記事のなかで詳しく解説しています。
それでは見ていきましょう!
そもそも財布を寝かせるとは?
まずは、そもそも財布を寝かせるってどういうこと?という疑問に答えます。
財布を寝かせるとは、新しく新調した財布を、実際に使い始める前にいったん静かな場所で休ませる儀式です。
具体的には、新しい財布に一定額のお金を入れ、財布をきれいな布などで包み、家のなかの西側の静かで暗い場所に9日間置いておくことを「財布を寝かせる」といいます。
財布の使い始めに寝かせることで、運気が開けたり金運アップの効果があると言い伝えられているのです。
財布を寝かせると金運アップになる理由
では、なぜ財布の使い始めに寝かせることが良いのかについて解説します。
風水では財布は生き物と同じだと考える
まず、ベースにある考え方として、「財布を寝かせると良い」という考え方は、風水の考え方にもとづいています。
風水では、物には命が宿ると考えます。
お金をつかさどる財布も、使い始めの時点で命が宿るので、生き物と同じように大切に扱うことが大事なのです。
財布にお金の記憶を定着させる
そして、命が宿った財布は、使い始めの時点の記憶をずっと覚えていると考えます。
使い始めの時点で、お金がたくさん入っていれば、その財布にとってはそれが当たり前の状態だという認識になり、逆に最初からお金が入っておらず、支出も激しいような使い方をすれば、それがその財布にとって当たり前の状態になるのです。
たくさんお金があるのが当たり前だと認識している財布は、たとえ一時的にお金が減ったとしても、もとの状態に戻ろうとする力が働き、お金を引き寄せてくれるのです。
このように、財布を寝かせることには、財布にお金の記憶を定着させるという意味があるのです。
パソコンの初期設定と同じ
財布を寝かせることは、ある意味でパソコンやスマホの初期設定をするのと同じようなものといえます。
パソコンやスマホは、買ってきたばかりの新品の状態だと便利なソフトやアプリも入っておらず、操作性も悪かったりしますよね。
パソコンやスマホは使いやすくするための初期設定が必要ですし、使いやすく初期設定をすることで、仕事や娯楽などの助けになってくれる素晴らしい道具になってくれます。
財布も同じようなもので、しっかり初期設定をすることで、素晴らしい金運財布になってくれるのです。
財布を寝かせる時の金額は?
さて、財布を寝かせることの大切さが分かったところで、つぎは「財布を寝かせるときに入れるお金はいくら入れたら良いの?」という疑問が出てきますよね。
財布を寝かせるときに入れる金額については、風水師によって考え方が異なるところがあって、これといった決定的な金額は決まっていません。
いくつかの説を紹介しますが、ここからあなたがしっくり来る説を取り入れると良いでしょう。
紹介する説のほかにも、100万円の札束を入れると良いなどという考え方もありますよ。
どの説を採用するにしても、原則としてなるべくきれいなお札や硬貨、できたら新札を使うのが良いです。
ちなみに、個人的には「普段の2~3倍の金額」という考え方がしっくり来ています。
普段の2~3倍の金額を入れる(李家幽竹)
まず最初に紹介するのは、財布を寝かせるときに入れる金額は普段財布に入れている金額の2~3倍の金額が良いという説です。
この考え方は、風水師の李家幽竹さんがおすすめしています。
たとえば、普段財布にいつも3万円くらい入っている人であれば、6万円~9万円くらいの金額を入れてみるということですね。
そうすることによって、財布がその金額を記憶するので、いまの2~3倍くらいの金額が財布に入っている状態が、いつの間にか自分にとっても当たり前の状態になっていくということです。
現状の自分の金銭感覚を底上げしてくれるような考え方だと思うので、個人的にはこの説が一番しっくり来ています。


新札で21万円を入れる(佳山知未)
つぎに紹介するのは、財布を寝かせる時に新札で21万円を入れると良いという説です。
この説を提唱しているのは、開運コンサルタントの佳山知未さんです。
21という数字は幸運数7に素数の3をかけた「魔法の数字」なのだそうです。
このとき、財布に入れるお札は下向きに揃えて入れるのが良いといわれています。
「下向き」とは、1万円札の福沢諭吉(2024年には渋沢栄一になりますね)の頭が下向きになるように、財布に入れるということです。
こうすることで、財布からお金が出て行きにくくなるそうです。
また、いま手元に貯金がなくて21万円の現金を用意できないという人は、まずは21万円を貯めることから始めるよう、佳山さんは言っています。
まずは節約などをして少しずつでも貯金をする。
それこそが金運アップの第一歩です。


お種銭として115円を入れる(Dr.コパ)
つぎに紹介するのが、お種銭として硬貨で115円を入れておくという説です。
これは、風水師のDr.コパさんが提唱している説です。
お種銭とは、文字通り財布の種になるお金のこと。
また115という数字は、天下を獲る数字ともいわれ、最強の開運ナンバーとされています。
なので、「115」という数字が入っていれば、115円じゃなく、紙幣で115,000円などといった金額でも問題ありません。
ただ、お種銭は財布を使い始めたあとも使わないというのがルールなので、少額の115円にしておいたほうがいいいでしょう。
お種銭はポチ袋に入れて財布に入れ寝かせます。
また、財布を使い始めたあとも、お種銭は取り出さず、ずっと財布に入れておくのが特徴です。


末広がりの8万円を入れる
また、8万円を入れるのが良いという説もあります。
8という数字は末広がりで縁起がいいとされますし、金運や財運に恵まれるラッキーナンバーでもあり8万円を入れるのが良いと言っている風水師も多くいます。
財布を寝かせる期間は?
さて、財布を寝かせる時に入れる金額を決めたら、つぎは財布を寝かせる期間です。
財布を寝かせる期間はどれくらいがいいのでしょうか。
財布を寝かせる期間については、多くの風水師などが共通した見解を述べています。
財布を寝かせる期間は9日間程度が吉
財布を寝かせる期間は9日間程度が良いといわれています。
9日間程度が、財布を休ませてエネルギー蓄えるのにちょうど良い期間だと考えられているのです。
一部では、1ヶ月や2ヶ月寝かせたほうが良いと書かれたものを見たりもしますが、根拠が明確ではありません。
財布を命ある生き物であるという本来の考え方にもとづけば、寝かせ過ぎもよくありませんよね。
しっかり休息をとったあとは、しっかり働いてこそパワーを発揮できるのです。
使い始めの吉日に合わせて寝かせよう
また、財布を使い始める日は天赦日や一粒万倍日、寅の日などの吉日に合わせることが金運アップのポイントになります。
財布の使い始めに良い吉日はこちらの記事でくわしく解説していますので、吉日に合わせて寝かせる(吉日の9日前に寝かせ始めて、吉日当日に使い始めるようにする)と良いでしょう。


財布を寝かせる方位・方角は?
つぎに、財布を寝かせる方位や方角はどこが良いのかについて解説します。
風水では、方位をとても大事にします。
財布を寝かせる方位はどこがいいのでしょうか。
財布を寝かせるのは西が吉
風水では、財産に関する運気を上げる方角は北か西とされています。
財産に関わる北と西ですが、風水では少しニュアンスが異なります。
風水では、定期預金の通帳や実印、権利書など、普段使いではない財産は北に保管するのが吉とされています。
一方で、普通預金の通帳や認め印、財布など普段使いの財産に関しては、西に保管するのが吉とされます。
風水のこの法則にもとづくと、財布を寝かせるのも家のなかの西の方が良いということになります。
この法則を覚えておいて、財布を使い始めたあとも置き場所は西の方にすると良いですよ。
財布を寝かせる場所は?
それでは、財布を寝かせるのに適した場所はどのような場所なのでしょうか。
静かで暗いところに寝かせる
結論から言うと、財布を寝かせるのに適した場所は静かで暗いところです。
タンスのなかや、少し物かげになっているような、静かで落ち着いた場所がベストです。
どうしても財布を寝かせるのに適した場所がないようであれば、かんたんな衝立のようなものを使って物かげを作るのも良いでしょう。
きれいな布で包んで寝かせる
また、財布を寝かせるときはきれいな布やハンカチなどで包むと良いです。
できれば白いきれいな布が良いでしょう。
他の物の気が影響しない、静かで落ち着いた環境で財布をしっかり休めてエネルギーを蓄えさせることが大事なのです。
また、「財布を寝かせる布団」という商品も販売されていますので、そうしたものを使うのもいいでしょう。


財布を寝かせる時に気をつけること
財布を寝かせるときには、いくつか気をつけないといけないNG行為もあります。
そういうNG行為をしてしまうと、せっかくの効果も台無しになってしまいます。
財布を寝かせるときに気をつけることを解説します。
現金以外のものを入れないようにする
まず一つ目は、財布を寝かせるときは現金以外のものを入れないようにするということです。
財布を新しく買ったばかりだと、値札のカードや型崩れ防止のプレートなどが財布に入っていることもありますが、そういうものはしっかり取り除きましょう。
また、カードなども入れないようにしましょう。
とにかく寝かすときは現金だけという基本を守りましょう。
むやみに動かしたり触ったりしない
つぎにやってはいけないことは、財布を寝かせている最中にむやみやたらに動かしたり触ったりすることです。
どうしても気になってしまうかもしれませんが、グッと我慢しましょう。
財布は命ある生き物と同じです。
休むときは静かな落ち着いた環境でしっかり休んで、力を蓄えてもらう必要があります。
邪魔はしないようにしましょう。
財布を寝かせる時間がない場合は?
さて、ここまで財布の使い始めに財布を寝かせることで金運アップの効果を高める方法を紹介しましたが、状況によっては、「財布を寝かせる時間なんてないよ!」という人もいると思います。
そんな人は、財布を寝かせる金運アップ効果を諦めるしかないのでしょうか。
結論から言うと、財布を寝かせる時間がない人も、財布を使い始める期間の使い方を意識することで、金運アップ効果を受けることができます。
その方法を解説します。
使いながら財布にお金の記憶を定着させる
財布を寝かせる時間がない人は、財布を使いながら財布にお金の記憶を定着させることを意識しましょう。
財布は使い始めの期間に入っているお金を記憶するといいます。
ですので、寝かせる時間がなかったとしても、使い始めの期間の財布の扱い方はとても大切なのです。
いつもより多めの金額を財布に入れて使う
財布にお金の記憶を定着させるためにまずやることは、いつもより多めの金額を財布に入れて使うということです。
これは財布を寝かせるときと同じ発想ですね。
財布を寝かせるときと同じく、普段財布に入っている金額の2~3倍の金額を意識して入れておくと良いでしょう。
財布の紐を締めて支出を減らす
そして、この期間は財布の紐を締めて支出を減らすことも大事です。
この期間についつい無駄遣いなどをしてしまい支出が多くなると、財布の認識として、入ったお金はどんどん使うものという認識が定着してしまいます。
お金はどんどん使って循環させることが大事という考え方もありますが、ある程度の倹約や節約も大切。
使い始めの期間は財布の紐を締めて、お金が貯まる財布にしていきましょう。
カバンやポケットに入れっぱなしにしない
そして最後に、財布を寝かせることなく使い始めた場合には、家に帰宅したあとは財布をカバンやポケットに入れっぱなしにすることなく、財布を落ち着いた場所で休ませてあげることが大切です。
財布を寝かせる場合と同じく、きれいな布などに包んで、西の方位の静かで落ち着いた場所に置いておくのが良いでしょう。
財布を寝かせる金運アップ効果を最大限に受け取るために
ここまで読んでいただきありがとうございます!
最後に、せっかく財布を寝かせるのですから、その金運アップ効果を最大限に受け取るためのコツをお伝えします。
楽しみながら実践してみよう
ポイントは、「ルールをしっかり守らなきゃ」などと難しく考えすぎずに、楽しみながら実践してみることです。
そして、実際に財布に入っている金額がいまの2倍や3倍になるのが当たり前の状態になったら、どういう暮らしをしてどういう働き方をしているかなあ、とワクワクしながら妄想してみましょう。
意識を変えて行動することが大事
妄想してワクワクするというのは、引き寄せの法則でも大事なポイントです。
楽しみながらポジティブに考えるワクワクの波動こそが幸運を引き寄せるのです。
そうすることで、あなた自身の意識も変わっていき、気づいたら行動も変わっていて、実際にお金も手に入るような状況になっているというのが、金運アップの王道の法則です。
ぜひ楽しみながら実践してみてくださいね。
あなたの幸運をお祈りしています。
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